不破義信 不破益三郎 次男。
明治39年(1906)生まれ。
岐阜県羽島市正木町不破一色296番地に生まれる。
北海道大学医学部 昭和6(1931)年卒
医師・北大卒業後、兄弟4人で「不破医院」を開院。
昭和19年4月5日 軍医予備員として歩兵六連隊補充隊入隊
        30日教育終了後退営。
昭和19年6月5日 臨時召集。歩兵六連隊補充隊入隊。
            衛生部見習い士官を命ぜられる。
昭和19年6月25日 第104師団野戦病院へ転属のため宇品出帆。
昭和19年8月31日 広東省清遠にある第104師団野戦病院に到着。
昭和19年9月8日 この日から開始の湘桂第二期作戦参加。
昭和20年1月19日 この日から開始の湘桂第三期作戦参加。
昭和20年3月1日 から開始の陸・海豊地区警備に参加。
昭和20年8月20日 軍医少尉に任ぜられる。(支那派遣軍総司令部)
昭和21年4月1日 復員のため、虎門出帆。
昭和21年5月8日 浦賀上陸。昭和21年5月18日 召集解除。
以後、多年公衆衛生に従事。
元・岐阜女子大学教授。
元・全国保健所長会顧問。
元・日本公衆衛生学会会員
元・日本医史学会会員

 昭和63年7月2日 卒 享年83歳
クリスチャンのため院号なし。墓地は岐阜県羽島市正木町不破一色西霊園に墓碑あり。

(華陽山人と号す。著書・・・下記)

    『南支戦線・一軍医の陣中日誌』.昭和48年4月1日発行
    『旧羽島郡誌(現羽島市、羽島郡)資料叢書』全3冊
      その1・旧羽島郡神社誌・・・・・・・・・・昭和28年7月
      その2・旧羽島郡旧跡誌並古文書集・昭和29年5月
      その3・旧羽島郡内碑文集・・・・・・・・昭和29年11月(1.2.3 集冊して昭和57年5月10日発行)
    『錦江遺稿』・・・・・昭和15年9月 角田錦江翁の漢詩文の散逸を惜しんで、上下二巻として上梓する。 
    『筆のしずく』昭和52年3月30日発行
    『かりがね』- 戦時書簡集 昭和52年5月1日発行
    『不破家回想録』  昭和54年11月15日発行
    『五十嵐喜広の生涯』  昭和56年9月30日発行
    『折々の記』  昭和60年4月15日発行
(注)著書多数ありますが、全て自費出版で、在庫ありません。羽島市図書館と 岐阜市図書館に寄贈してあるそうです。