(3)山梨県・甲斐の古墳と史跡・・・古代 東山道の中継点
2.山梨県・甲斐・銚子塚古墳・丸山塚古墳

 甲斐銚子塚古墳(かい ちょうしづか こふん)は、山梨県甲府市下曽根町(旧東八代郡中道町下曾根字山本)にある。山梨県内最古期にあたる4世紀後半の前方後円墳で、国指定史跡「銚子塚古墳附丸山塚古墳」。甲斐銚子塚古墳は全長は169mで、東日本最大級の前方後円墳で、4世紀後半に築成された。竪穴式石室内から青銅鏡5面、勾玉、鉄剣、鉄刀等が出土したとのこと。周溝は前方後円墳と相似形、幅1525mとしてね復元し、公園の遊歩道となっていました。2007年度には円盤形木製品等が出土して、葬送行為の一端を垣間見ることができました。後円部直径92m、高さ15m、3段築成。前方部幅68m、高さ8.5m、2段築成。墳丘段部に埴輪樹立(壷形埴輪、朝顔形埴輪、円筒形埴輪)があったそうです。復元はされていませんでした。後円部に祭祀の場所か石畳状の造り出し部がありました。東山道 という律令制下に設けられた七道の一つで、滋賀県(都の所在地)から垂井(美濃国府所在地)、赤坂、神戸、本巣市南部を通り、尻毛、長良、美濃太田、中津川、長野県、を通って甲斐にたどり着いた人達が巨大な銚子塚古墳を見て驚いたことだろうと思いました。



















































































.山梨県・甲斐・銚子塚古墳・丸山塚古墳
            おしまい